人によりそう「思いやり」の心を育み、社会に貢献できる人間性を身につけます。
本学は、フランス・シャルトル市郊外のルヴェヴィルにあるシャルトル聖パウロ修道女会を設立母体とする、東北で唯一の4年制カトリック大学です。
本学では、イエス・キリストの「愛の精神」に基づく女子教育を土台として、学生一人ひとりが調和的な人間性、幅広い教養、豊かな感性を持ち、各専攻分野における「人間の理解と援助」について、専門知識や技能を修得することを通して「社会への積極的対応」を可能にする創造力、判断力、実践力を養います。そして、各々の領域で、人間の真の幸福・平和・福祉に貢献し、リーダーシップを発揮することができる女性の育成をめざします。
4年間の学生生活の中で、キリスト教学、人間論などの必修科目、修養会、アドベントの集い、クリスマス・ミサなどの宗教行事、聖歌を歌い、聖書を朗読し、その箇所についての解説や省察を聞きながら、祈りのうちに自己をかえりみるバイブルサービスなどを通して、本学の教育理念であるキリスト教的世界観について学びます。
この学びは、学生一人ひとりが将来、優しい思いやりのある心と、献身的な奉仕を必要としている多くの人々のために尽くすことのできるホスピタリティの心を持った女性として、社会の各領域で活躍するための基礎となるものです。
現在、白百合卒業生は社会の各領域で活躍しています。白百合の伝統ある「愛の精神」に基づく女子教育は、多くの企業・団体より高い評価を得ており、白百合生への期待が年々高まっています。
小規模大学だからこそ可能なサポート体制で、あなたの夢の実現に寄り添います。
本学における教育体制の特徴は、少人数制教育の実現です。学生数が少ない利点を活かして、各学科において充実した少人数教育体制を確立しています。学生と教員の距離が近く、学習面・生活面などにおいて相談がしやすい雰囲気づくりときめ細かいサポート体制の実現につとめています。
各学科の教員体制は充実しており、特に国家試験受験対策においては、少人数制教育の利点を活かして、学生と教員が向き合って、学習進度を逐次チェックしながら、計画的に最終目標に向かって進んでいくためのサポート体制を整えています。
各クラスに専任の教員を置く「アドバイザー制」を設けており、より柔軟できめ細かな対応を心がけています。
白百合における少人数制教育の実現は、一人ひとりの学生を大切に育て、社会の各領域に輩出していくという本学の使命を象徴するものです。
周辺環境に恵まれ、市街地へのアクセスも良く、充実した学生生活が待っています。
白百合キャンパスは、仙台市営地下鉄南北線・泉中央駅からバスで約10分、停留所から徒歩約5分という恵まれた立地条件にあります。講義期間中は開始・終了時刻に合わせて、スクールバスが八乙女駅・泉中央駅と本学キャンパス間を循環します。メイン校舎の1号館からは仙台市街、中庭からは泉ヶ岳や蔵王連峰を一望することができます。泉中央駅や国道4号線からもほど近く、周辺には図書館や書店、ショッピングセンターなど、様々な施設が並びます。キャンパスより徒歩2分の場所に本学学生専有マンション「Neat Place」もあり便利で充実した学生生活を送ることができる環境です。
1966年の短期大学創設から50年以上にわたり、本学の教育を支えてきた白百合キャンパスは、二度の震災を乗り越え、キャンパス整備を経て現在の形になっています。オープンキャンパスの機会にぜひ白百合キャンパスを見に来てください。本学スタッフ一同、心よりお待ちしております。
白百合学園は、北海道から九州まで全国で教育を行っています。